総会参加者感想


総会に出席しての感想
総会に出席された方からの感想をいただきました。
株主総会は会社と株主が直接対話できる貴重な場です。是非是非株主総会に出席して四国電力をもっと知ろう。(今年はお土産ありませんでした(T_T))

失望の方が大きかったけれど                香川県 女性

  福島第一原発の事故を見て、どうしても原発を止めたいと思いました。初めて四電株を買い、株主総会に出席しました。事前質問は、ほとんどが原発の安全性やほんとに経済的なのか、という内容でしたが、会社側は、安全には万全を期している、経営的には再稼働は必要だ、と繰り返すのみ。つい 最近、柏崎刈羽原発の再稼働を目指す東京電力の広瀬直己社長に、泉田裕彦新潟県知事が「安全よりもお金を優先したのですね」と言ったそうですが、会場のひな壇に高価そうなネクタイを締めて、ズラーと並んでいる四電の役員さんたちもやっぱり「お金」なのでしょうね。
  株主提案の議案は事前に否決され、総会は「ガス抜き」の場と言う人もいます。でも、福島の原発事故によって、未だに、多くの人が避難生活を強いられ、一人ひとりの大切な暮らしは、壊されたままです。役員さんたちは3時間ほどガマンすればとりあえず、今年の総会は乗り切れたとでも考えているのでしょうか。たとえ、少数意見であっても、電力会社の責任と誇りを持って、真剣に、真摯に受け止め、今後の会社経営に活かしていくしっかりとした説明を聞きたかったのですが、残念な思いでいっぱいです。
  早くすべての原発がなくなるように、来年の総会には、「原発はいらない」と考えているもっと多くの株主の方が出席してくれたら嬉しく思います。

四国電力椛謔W9回定時株主総会に出席して 共同代表 本田

 6月26日は朝から雨、雨といえば、ずいぶん前に裁判を起こした株主総会も大雨でした。一般株主がずぶぬれで入場する中、動員株主は既に入場し前方席を占拠していることにどうしても納得できず裁判へ、敗訴にはなりましたが、その後は提案株主専用席が用意されるように(笑)。今回は、10時頃には小雨になり、あまり濡れることなく、正門前に集まった人たちから声援を受けて会場へ。
  今年の提案議案には、昨年の約3倍にあたる85人、92,500株の賛同を得ることができました。原発からの撤退を含む3つの提案について説明後、出席株主から予想を上回る賛成意見が出ました。結果は残念ながら3つとも否決なりましたが、手ごたえを感じるものでした。
  事前提出の質問も、今まででもっとも丁寧な回答。また、この回答に対して、一般株主から質問や意見が相次ぎに出されるとともに、議長も、途中で質問を打ち切ることもなく適切な議事運営が行なわれました。配当を出せなかった負い目かもしれません。 取締役の選任では、原発に対しての認識を各役員に述べて欲しいという要望がでましたが、議長は聞き入れてくれませんでした。今年の株主総会は結果的に3時間16分という今まででもっとも長いものとなりました。
  総会後は、近くのお寺で総会参加者もそうでない者も全員が集まり情報交換をして、脱原発への思いを共有しました。ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。

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