未来を考える脱原発四電株主会とは


設立の趣旨・目的・会の構成について
1.この会の目的
 この会の目的は、株主の権利の一つである株主提案権を行使して、四国電力を原子力事業から撤退させることを目的としています。
 具体的には、株主提案権を行使して、四国電力の現在の定款を、原子力事業ができないような定款(私たちが独自に作った定款)にするように株主として提案し、最終的に株主総会で私たちの提案について過半数の可決で定款を変更し、四国電力を原子力事業から撤退させます。 
 脱原発を進めていく運動には、デモやビラの配布、インターネット等での呼びかけなどいろいろありますが、前記にあげるものは、行為を通じて世論を動かすことに比べて、私たちの運動は、直接的に電力会社の定款を変更することにより脱原発を実現するという点で他のものとは異なり、内部的には四国電力に脱原発への方向性を促すこと、また外部的には、この会を通じて四国電力及び原子力事業の実体を公に公表することで、脱原発の世論の形成に、少しでも寄与できればと考えております。
 *株主提案権についてはこちら

2.この会の経緯
 私たちの会は、チェルノブイリ原子力発電所の事故を契機に1993年(平成5年)から四国電力株主総会で株主の権利の一つである定款の変更を要求する権利(株主提案権)で、脱原発を目的とした提案をして参りましたが、1999年(平成11年)を最後に提案をしていませんでした。
 しかしながら、2011年の3月の東京電力福島第一原子力発電所の大事故を契機に、いままで提案できていなかった事態を猛反省し、原子力発電は絶対にやめなければならないという強い決意のもと、私たちと同じ考えの一般株主の賛同を基に、2012年(平成24年)の株主総会で13年ぶりに7回目の株主提案を行うに至りました。

3.現在の会について
  現在の会は、実際に株主提案をされた株主さま、私たちの考えにご賛同し寄付していただいた方、及び株主提案にかかる諸事務を行う事務局メンバー(有志10名程度)で運営しています。
 事務局では、株主提案等にかかる諸事務(提案する定款や質問の作成、株主提案への賛同を個々の株主へお願いする作業全般)を行っております。、メンバーは、株主会という名前からお金持ちが趣味でしているイメージがあるかもしれませんが、多くのものは四国電力株を持たず、もしくは1単元株(100株)であり、多くが仕事を持ち、その合間に手弁当で諸事務をを行っております。また、ホームページは今回初チャレンジの素人が作成しております。
 おそらく、ホームページを読まれた方は、いろいろな意味で、ご不安・大丈夫かいなぁ、と思われると思いますが、メンバー全員”原発を絶対に動かしてはならない”という思いもと頑張っておりますので、温かい目で、そして必要な時には知恵やお力を貸していただければこれほどうれしいことはございません。