平成25年6月3日送付しました四国電力鰍ヨの要望書
                                                                                        2013年 6 月 2日

四国電力株式会社
  取締役社長 千葉 昭 様    

                       要望者 未来を考える脱原発四電株主会
                                                           住  所 徳島市川内町鶴島120ー1本田方
                                共同代表 本田 耕一  佐藤 公彦
                                       重松 和之  丸井美恵子
 
第89回定時株主総会の議事運営及び議事内容の開示についての要望書

【要望事項】
平成25年6月26日開催予定の第89回四国電力滑博蜻拷について以下の事項を要望します。
@主体である株主が自らの権利を行使できる会となるように、責任者である議長は、挙手以外の勝手な発言には毅然とした対応をするとともに、正当な権利に基づく質問に対しては、できる限り再質問、時間の延長を認めてください。また、総会の議決数に関しては、正確な数を把握してください。
A株主総会後は、総会結果について、提案内容、議事の経過及び結果並びに総会での質疑応答(経営方針に批判的なものを含めたすべて)等について正確に記載した議事録を作成し、速やかにインターネットに開示してください。
                                                    以上
【要望書の趣旨】
 日頃より、電力の安定供給に向けたご尽力に敬意を表します。
 ところで、昨年度の株主総会では、挙手以外の『了解!了解!』等の勝手な発言を正さない一方、再質問や発言時間延長等の正当な要望に対しては、一方的に制限させている案件があり、議決のとり方に至っては、議長の強引な採決方法に多数の異議申し立てがなされました。
 株主総会は主体である株主が、会社の重要事項を決める会であり、適正かつ民主的な議事運営が担保されなければなりません。勝手な発言は総会運営の妨げになるため毅然とした対応が必要です。再質問や時間の延長は、議論を深める上で不可欠であり時間的な制約はあるにしても出来る限り認めるべきです。採決数については、技術革新により数百万円で総会当日分を集計できるシステムがあり、三菱商事鰍ルかは、このシステムを採用し、集計しています。わが社も経営の透明化を進める意味で、是非採用して下さい。
 また、わが社は、株式会社であるとともに四国のインフラの一端を担う公益企業でもあります。総会の決定事項は、全株主のみならず、広く一般の人々にも関係します。「株主総会でどのような議論がなされどう決まったのか?」 その一部始終を議事録として作成しインターネットで開示することは、公益企業としての透明性を確保し説明責任を果たす上で必要不可欠です。

 福島第一原子力発電所の事故以降、わが社を含む電力会社にとって信頼の回復は、何よりも優先して取り組むべき課題であります。”今よりももっと信頼される企業へ!”なにとぞよろしくお願いします。