総会参加者感想


総会に出席しての感想
 総会に出席された方からの感想をいただきました。
 株主総会は会社と株主が直接対話できる貴重な場です。是非株
主総会に出席して四国電力をもっと知ろう。

(今年もお土産ありませんでした(T_T))

福島の思いを踏みにじるな!                香川県 女性

  今年初めて四国電力の株主総会に出席しました。  会社側は「三年連続赤字なので株主配当を見送る。伊方原発が止まっている為に経営が圧迫されている。早期再稼働に向けて努力するので、無配当を理解してほしい」「世界一の安全基準を導入している」「地震が起きても地盤は強固で、対策もできているので大丈夫」「地域の皆様の理解を得て再稼働を一日も早く実現する」という主張ばかり。 一方、私たち脱原発株主会からも株主提案をしましたが、いずれも否決。それでも、会場から質問に手を挙げる株主のほとんどが原発の危険性を危惧する声でした。  この総会に出席して感じたのは、「原発ありき」でしか物事を考えられなくなっている会社の姿勢です。いや、それ以外の道を探る気も、真に福島事故に学ぶ気もないように感じました。私が昨年訪問した福島県の避難区域で見た光景や、故郷を追われた被災者の無念の声が総会中に思い起こされ、会社のまるで事故などなかったかのような態度に、とても悔しい思いをしました。  本当に「原発が安全」というならば、まず取締役たちは原発敷地内に住居を移すべきです。そこで家族で安心して暮らせる自信があるのなら、ぜひ再稼働してみてください、と言いたいです。そして、再稼働に躍起になっている国にも、過疎地ではなく、都会のど真ん中へ原発を誘致することをお勧めしたいと思います。 脱原発株主会と出会うまでは、親が四電株名義を私にしているのが嫌で、早く変更してほしいといつも言っていました。しかし今は、そのままにしていてよかったと感じています。なぜなら、株主だからこそできる脱原発へ向けた運動がこうしてあるからです。原発のない社会の実現へ向けて取り組んで行こうと、改めて思った総会でした。

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